FREX プレゼント

2004年5月号
噂のホンダ
 BIGミニバンの全貌

Newフォレスターは
 どのグレードがいい?

4タイプを徹底比較
走りを徹底比較
ボクサーターボを徹底比較
春のワゴンチューニング入門
サスペンション編
剛性アップ編
ブレーキ編
NEW COMMER VEHICLE
ゴルフ「トゥーラン」
オペル「メリーバ」
オデッセイの真実
どっちを選ぶ?
 標準車とアブソルート

ユーザー徹底調査
本誌ライター陣に聞く


剛性アップ編body reinforce-tune
サスペンションの構造と剛性アップ
ストラット式の場合
ダブルウイッシュボーン式の場合
サスペンション上部のアッパーマウントを左右直結させるのがタワーバー。左右の挙動に一体感を与える。スタビライザーはサスペンションパーツの一部だが、補強パーツとも呼べる働き。ロアアーム同士を結ぶロアアームバーも同様に効果的だ。

ボディ補強のメニューはコレだ!
ストラットタワーバー
左右のサスペンションを結び、足まわりだけでは抑えきれないボディの動きを抑制する。ワゴンの場合、リヤへの装着による効果も大きい。
ロアアームバー
タワーバーがサスペンション上部を結ぶのに対し、ロアアームバーは下部を結ぶ。装着することで、ステアリングレスポンスが向上する。
ロールバー
レーシングカーなどでお馴染みのロールバー。その形状から、ロールケージなどとも呼ばれる。ボディのネジレが大きいオープンカーなどではポピュラー。
サスペンションリンク
これもサスペンションを結合させる剛性アップパーツ。ピロ式を採用するタイプも多く、ダイレクトな動きをもたらす。
スタビライザー
広い意味ではスタビライザーも剛性アップに貢献するアイテム。
ロアアームにつながるバーを変更することで、
直進性・安定性が大きく変わる。

ブレーキ編brake-tune
ディスクブレーキの構造
現在主流のディスクブレーキ構造。ペダルを踏み込むことによって発生する油圧が、ブレーキラインを通じて4輪へと伝達される。その油圧がキャリパー内のピストンを押し出し、ブレーキパッドが回転するローターを押さえ込む。

ブレーキチューンの代表メニュー
ブレーキライン

ブレーキラインを耐久性の高い市販品に換えると、ペダルタッチに剛性感が高まるほか、高温になったときの膨張を防ぐことができる。ステンレス製などの製品が発売されている。
ブレーキキャリパー/ローター

キャリパーやローターの交換は、制動系の究極メニュー。そのクルマが持っているブレーキのキャパシティそのものを向上させるから、性格はまったく別物に生まれ変わる。
ブレーキパッド

もっともポピュラーなブレーキチューンのアイテム。手軽に制動力を高めることができるが、素材・用途などバリエーションが豊富なので、慎重に選びたい。
ワゴンのブレーキチューンに特効薬!
ブレーキチューンでポピュラーなのはパッドの交換だけど、「もっと強力なストッピングパワーが欲しい!」というならば、ポテンシャルそのものをアップさせる必要がある。トラストからリリースされている、グレックス・ブレーキシステムは、パッドはもちろん、スポーツカーに負けず劣らずの4ポットキャリパーをメインに、大口径のディスクローター、ステンレスメッシュ製のブレーキホースを含んだキット。抜本的に制動力を高めつつ、ストリートでの扱いやすさも考慮。ワゴン&ミニバンユーザーにとって気になる鳴きの排除、ダストによるホイールの汚れも極力抑えるなど、制動力と日常ユースを融合させた。

総 括
何のためのワゴンかを考えながら
 あわてずにステップアップを図っていこう
この特集のオープニングでもいったけど、ワゴンやミニバンのチューニングは、ハード路線よりもかゆいところに手が届く「ほどほど路線」がベスト。エンジンパワーだっておカネさえ突っ込めばいかようにもなるけど、それでは足やブレーキがついてこない。だからといってこれらを突き詰めていくと、何のためにワゴンに乗っているのか? その理由が根底から覆される結果が待っている……。
 あわてず・あせらず・欲張らず! この3つの言葉を胸に、自分や一緒に乗せるひとにとって有益なチューニング、必要とする性能をコツコツと求めていくのがいい。
 基本的には大幅な加工や作業を必要としない、今回紹介したような「ポン付けパーツ」によって、各部のステップアップを徐々に図っていく。すなわち、バランスよくチューニングしていくことが、コスト的にも有利なるから。さぁこの春、じっくりとあなた流のチューニング設計図を描いてみようではないか! 


2001, ACTIVE,
All rights reserved.